【飲食店舗における定期清掃（22.07.17）】

先日お問合せ頂いたお客様からこんな事を言われました。

「コロナ禍になって、従業員を減らして、最低限の人員で回しているから清掃が行き届かなくなってきた。募集を出してもなかなか人も集まらないから清掃を業者に依頼したい」

最近になって、また感染者数も増えてきていますが、繁華街などの人出が増えてきた為、飲食店やホテルなどは稼働が高くなってきています。

そんなお問合せを頂いた中で、私なりにもいろいろと考える機会となったので、飲食店における定期清掃はどのようにしたら良いのか考えを整理してみたいと思います。

まず、飲食店における清掃でご依頼が多いメニューについて、整理してみます。

どんなメニューを出しているかでも変わってきますが、厨房などから歩行によって、油分が付着してしまったり、お客様の食べこぼしなどは放っておくと黒ズミとなったりして、見栄えが悪くなってしまいます。

カーペットなども歩行頻度が高いと「獣道（けものみち）」のように黒くなってしまったりするので、定期的な床清掃は定期清掃に必ずといって良いほど入ってくるメニューです。

ふと見上げてみるとエアコンや換気扇にホコリが詰まっていたら、とても印象が悪いと言えます。（私も職業病なのか、ついつい見てしまいます。）

エアコンの寿命などにも影響してきますので、年に1回程度は洗浄を検討されても良いと思います。業者に頼まずともフィルター清掃程度は店舗のスタッフ様でも実施すると良いと思います。

夏場になって、エアコンが故障したりしたら目も当てられません。定期的にメンテナンスはしておくべきだと言えます。

カウンターなどになっていて、厨房が良く見える店舗ではご依頼は特に多いと思います。

レンジフード・グリスフィルター・換気扇などお客様から見える位置に見えるものは、お客様への印象も大きく変わってきます。

業者に依頼するかしないかは別としても、そこで料理をする訳ですから定期的に清掃する事は必須項目となります。ゴキブリなどの害虫が好むエリアとも言えます。

店舗の外観も変わりますし、中から外を見た際に汚れていると印象も良くありません。

特にお肉や油ものを扱っているお店で、拭き掃除をしているんだけど、油を伸ばしてしまっていて、拭きムラになってしまっているお店など良く見かけます。折角清掃しているのに、もったいないなぁと感じてしまいます。手の届かない場所は清掃も大変なので、ご依頼がとても多いです。

たくさんのメニューを清掃業者に依頼して、美観維持していく事はそれはそれで良いと思いますが、そこにはたくさんのコストがかかってしまいます。

私がご提案する際は、

・店舗のスタッフ様で日常的に清掃する場所

・清掃業者に依頼する場所

をしっかり分ける事が大事だと思います。

例えば、、

□エアコンのフィルターと外観の掃除は店舗スタッフで清掃するけど、内部の洗浄は清掃業者に任す。

□日々の掃除機掛けとモップ掛けは店舗スタッフ、機械洗浄は業者に任す。

□厨房清掃を日々実施するけど、年に1,2回だけ大掃除の感覚で依頼する。

などなど。。

無駄にコストをかけてはいけませんし、店舗のスタッフ様にも清掃をする習慣を持って頂く事も大事だと思います。

手の届く事は自分達で。手の行き届かない部分を業者に依頼する。

この考え方が私は一番良いと思っています。

清掃業者は、設備関係や内装関係の横の繋がりを持っている場合が多いです。職業柄、畑が非常に近いので、接点が多いと言えます。

壁紙が剥がれた場合や、カーペットを張り替えたい時・設備の調子が悪い時など毎日のように営業していればどこかしらでトラブルが発生します。

そんな時に相談できる清掃業者などがあれば、そこに連絡すればアドバイスがもらえたり、見積がすぐ出てきたりして、余計な事で時間を費やさずに済む場合があります。

営業に直接差しさわりがある場所が故障してしまったりした場合はスピード勝負になる事もあります。そんな時に相談できる人が近くにいるのはメリットだと思います。

逆に言うと横繋がりが多い業者さんは様々な経験を積んできている可能性が高いので、業者選びの段階でも「こんな事があった時って対応できるの？」程度に確認しておくのも良いと思います。

株式会社Pin.to.（ピント）は飲食店様の定期清掃も実施しています。

お客様の業態や店舗の性質などにも配慮しながらご提案致します。一方的な定期清掃の計画は出さずにお客様の要望と現状を拝見したうえで、一軒一軒向き合ってご提案させて頂いております。作業時間帯なども営業に差しさわりないように、スケジュール面でも調整させて頂きます。

飲食店の定期清掃をご検討の方はお気軽にお問合せ下さい。