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清掃業界のデジタルとアナログについて考えてみたいと思います。
ほぼ全ての業界でデジタル化が進んでいっておりますが、清掃業界はどうなのでしょうか?
はっきり言うと清掃業界のデジタル化は非常に遅いと思います。
デジタル化が全て善であるとは言いませんが、清掃の手法や報告方法などいまだに十数年変わっていない会社がほとんどなのではないでしょうか。
何故デジタル化が進んでいないのか私なりに考えてみました。
職人気質が高く、「仕事は体で覚えろ」という方が清掃業や建設業で多く、本部でシステムを運用するといっても、スマホやタブレットでの作業が煩わしく感じてしまい、現場まで浸透しない事が多いと思います。スマホやタブレットでの操作が煩わしく、それだったら作業を早く終わらせたいと思ってしまう方が多いです。現場からしてみれば、「作業だけで大変なのにやってみてくれよ」と思う気持ちも分からなくもありません。
日常清掃員の中心は、50代~60代の方が多く、子育てがひと段落した方やメインの仕事を引退されてから始める方も多く、スマホを持っていない方も多いです。
普段から使っていればまだしも、教える手間もかかったり、操作に時間がかかり、肝心の作業が疎かになってしまうケースもあります。
コスト削減といった動きになると、自社スタッフの人件費を削れませんから、真っ先に白羽の矢が立つのは清掃管理費や設備管理費となります。そんな中でデジタル化する為にシステムを導入するといった話になるケースが少ないです。
現在ではインターネットで簡単に見積など取れたり、マッチングサイトも多くあります。清掃も検索してみるとリスティング広告には必ず広告が出ていますし、比較サイトや様々な清掃会社を探す事ができます。
簡単に見つけられる反面、現場でしか分からない情報も多くあります。
現場を見れば、削減できた費用や逆に後から別料金になると提示を受けたりする可能性もあります。最後は人の手で作業しますから完全にデジタル化できないのです。
デジタルが全て善ではないですが、今のままが最適だとも思いません。
清掃業界の目線で考えた時にデジタルとアナログのバランスが重要だと考えます。
人不足が目に見えてますので、デジタル化する事で省力化できたり、外国人の雇用も増えますので、言語についてデジタル化できれば業務効率化となります。
集客についていってもこれだけインターネットが普及していれば、新規顧客を獲得していくうえで絶対に必要となってきます。
ただ、現場で大事にしないといけない事は変わらず、清掃品質に関わる事については変えてはいけないものもあるはずです。
「デジタルとアナログのバランスをどう取っていくのか」日々模索しながら業務を遂行していきたいと思います。
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