【清掃管理費の削減方法（22.05.19）】

様々な要因で物価が上昇しており、清掃業界も資機材や消耗品などの価格が値上がりしています。最低賃金も増加しており、値上げ交渉をしている清掃業者も多くいることでしょう。

値上げに応じれば、日常清掃・定期清掃・設備管理費は固定費ですから、清掃を依頼している側も月々の支払が増えていく事になります。状況が状況なので、値上げしないと撤退も辞さない覚悟で清掃業者も値上げ交渉に臨んでいますから、なかなか清掃管理費の削減が難しい状況になってきています。

日常清掃の部門では、消耗品についての値上げのご相談がありました。

ゴミ袋とトイレットペーパーについて紹介致します。

清掃の基本的な料金は「単価×頻度×人数」などの計算で設定がされています。原価のほとんどが人件費なので、作業頻度や作業内容を減らす事で清掃管理費の見直しができるかもしれません。

清掃業者を変えて、もっと安い業者を見つける。

こちらも一つの手ですが、今まで付き合っていた会社を切って、新しい会社と契約をするのも手間がかかりますし、新しい会社の品質は未知数な部分も多いです。金額が安いからという理由だけで業者変更するのは危険も伴います。

建設業に多くある構造で元請企業から下請に仕事が流れ、さらにその下請に…

などと複数構造になってしまっている場合があります。当然その間には仲介コストが発生していますので、末端で作業している業者の単価の倍くらいの値段で請求がいくケースも多くあります。この場合は業者変更を検討しても良いでしょう。

複数店舗や拠点を持っている会社様の場合、エリアで考える事もとても大事です。

清掃業者は1日に複数件いけたり、既存の現場にくっつけたりする事ができれば単価も下げやすいです。

トイレットペーパー・ゴミ袋・ハンドペーパーなど値段は適正でしょうか？

大きな金額ではありますが、「塵も積もれば山となる」です。一度比較してみるのも良いと思います。

・早朝や夜間に作業を依頼していたものの時間をもう少し融通する。

・曜日を固定にしていたものをもう少し融通する。

これだけは抑えないといけないポイントはあると思いますが、譲歩できるところは清掃費用を抑える為に交渉材料になります。

物価上昇や人件費の高騰が起こっている今、管理費や作業内容などを見直す良い機会だと捉えられます。

金額が安い＝それなりの作業しかやらない。

そういった業者も中には見え隠れします。ただ単に金額が安いからという理由だけで判断せずに様々な事を見ながら総合的に判断していくことが大事だと思います。

清掃業者もなかなか清掃費が上がらない中、原価ばっかり増えてしまっており、苦労しています。お互い譲歩できるポイントは譲歩しながら、信頼関係を深めていく事が最終的には清掃管理費のコスト削減にも繋がってくるでしょう。

清掃管理費の削減については、株式会社Pin.to.（ピント）にお任せ下さい。

我々は「前の業者がこうしていたから」という理由だけで作業内容は決めません。参考にはしますが、我々の目できちんと確認したうえでご提案をさせて頂きます。

作業頻度の見直しや作業内容の見直しなど、現在無駄がないかなどの調査も兼ねてお見積依頼を頂くお客様も少なくありません。

業者の見直しや価格の妥当性などのご相談はお気軽にどうぞ。

現地調査や見積は無料で対応させて頂いております。