【自動車関連工場の減産と人材動向（22.05.12）】

自動車関連工場やその物流拠点は半導体不足の影響をもろに受けています。

トヨタ自動車は5月10日に中国・上海でのロックダウンに伴い、部品の調達に支障が出ていることから、国内の一部工場で生産を止めると発表しました。

5月の世界生産を約3万台減らし、70万台程度とする。ロックダウンが長引けば、影響はさらに大きくなる可能性があります。

半導体などの供給が滞っていたため、トヨタ自動車はすでに国内全14工場28ラインのうち9工場10ラインを最大6日間、止めることを明らかにしましたが、今回の見直しで、生産停止は12工場20ラインに広がるようです。5月16日から21日までの停止を予定しており、22日以降も部品調達の状況をみて判断する方向との事です。

半導体のリスク以外にも中国の「ゼロコロナ政策」によって、部品調達が滞り新たなリスクも発生しています。

ウクライナ情報が緊迫している事からロシア向けなど寒冷地仕様の車の減産も続いています。生産ラインの削減などが続いている状況です。

7月頃から回復していけば良いのですが…

生産稼働が下がっている為、派遣社員の方などの手取りが減っている為、人の動きは活発に思えます。派遣社員の削減などの動きも多数出ており、職を探している方が増えている印象です。

稼働の高い時期などはみなさんたくさん稼げますから人が欲しい時に人材が難しく、稼働が低い時は人の動きが出てきます。どの業界もそうですが、自動車関連工場や物流拠点などはその動きが顕著です。

人材派遣を営んでいる会社として、この状況で上手に人材確保しながら、離職させない工夫が大変重要だなと思っています。

株式会社Pin.to.（ピント）は自動車関連工場での人材派遣実績が多くあります。

情勢によって変わる人員配置などに応じて人材を確保をしていきます。

自動車関連工場や物流拠点の人にまつわるお困り事はお気軽にどうぞ。