【名古屋市のホテルの稼働と大事な事（22.05.09）】

コロナ禍に突入して丸2年以上が経過していますが、今回のGWはコロナ前のようにはいかないものの稼働がだいぶ戻ってきているホテルが多いようです。

満室だったり稼働率90%ぐらいまで埋まっているホテルも多く、GWは全体的に人の動きがあったんだなと感じます。

名古屋駅や栄周辺も人で久々に見る人の量でした。

昨年までのGWはランクが少し高いホテルの稼働が若干高いかなという印象でしたが、今年はどのホテルも稼働が伸びていそうです。イベントや旅行客が増えてきたのでしょう。

ホテルの方にお話を伺いましたが、イベントや旅行客に加えて、出張のお客さんも増えてきているそうです。

2年間苦しい期間があったので、どうにか観光業にも光が見えてくると良いなと思います。

ホテル運営は人件費や家賃（土地オーナーの場合は除く）に加えて、備品の故障や破損、設備の故障、定期点検、清掃、アメニティの購入、朝食の食材などの固定費が多くかかります。

お客さんが少なく、稼働しなくても設備を止める訳にはいきません。ホテルの運営をしていくうえで、施設の管理は切っても切り離せません。逆にここを上手にコストコントロールできれば、収益が増える可能性が高いです。

私の経験上、ちゃんとした業者さんに適正なコストで、修繕の計画も相談しながら決めていく事で増益になったと言って頂けるホテル様が多々いました。

単純に客室清掃業者、設備管理業者として接するのではなく、ホテルの管理は支配人、フロントスタッフ、清掃業者、客室清掃主任などが同じベクトルに向いている必要がある思っています。

お互いにできる協力をしていく事で信頼関係を深め、イレギュラーな対応が必要な時も一つ一つきっちり対応していく事が結局コストダウンにつながります。

当然、我々清掃業者もホテル様が苦しい時には金額の交渉があったり、最低稼働保証などの調整などしてきました。お互いに苦しい時期だからこそ、できる協力をしながら、コロナのダメージを最小限に抑えていく事が大事です。

楽天トラベルやじゃらんなどの予約サイトには必ず口コミがあります。

どのホテル様も気にされているかと思いますが、「清掃が汚い」「どこどこが壊れていた」など簡単に口コミ投稿が可能な時代です。

良いコメントも多いですが、ネガティブなコメントも書かれてしまいます。

清掃の品質・施設の管理（修理・補修・更新）などは稼働に直結する為、業者の迅速な対応が求められます。当然何かあればその部屋が売れなくなりますので、スピード＝お金だと思います。

毎日のように起こるインシデントにもひとつひとつきっちり対応していく事が大事です。

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