【剥離洗浄ってどんな作業？（22.05.06）】

剥離洗浄は塗ったワックスを全て剥がす作業の事いいます。

ワックスを塗り重ねていくと、層が出来上がっていき、洗浄した後にワックスを塗布するものの、全ての汚れは完全に落とせない場合が多いので、下の方の層は汚れを抱き込んでいき、段々床が黒ずんできます。それをワックスを剥がし、一度リセットする作業になります。

「剥離剤」という薬剤をワックスに塗り込んでいき、浸透させながらワックスを分解させ剥離していきます。 

原液を素手で触るとヌメヌメするような感覚があり、肌の弱い方だと一発で荒れます。適正に希釈して使用し、ゴム手袋などをして予防しましょう。

また一度洗剤をまいてしまうと取り返しがつかないので、剥離洗浄をしない場所には垂らしたりしてしまうとその部分だけ抜けてしまう（一部だけワックスが反応して、見栄えが悪くなる）ので、剥離剤の上を歩いた靴でそのまま歩いたり、使用した道具をその辺に置いてしまうのはNGです。

剥離剤を床に塗布し、ワックスが反応してくると非常に滑りやすくなります。慣れている我々でも転んでしまう事があるくらい危ないです。剥離剤を塗布している場所に知らないで歩行してしまったら、十中八九転倒します。転倒事故は年に何回も全国で起こっており、通行禁止など区画して作業する事が大事です。

剥離剤を使用すると床が反ってしまったり、そもそも剥離剤を使用しない方が良い床材があります。我々も現調時には必ず床材や床の状態を確認します。通常の洗浄より多く水を使うので、電源コードなどにも最大限配慮して作業を行う必要があります。

剥離剤を使用すると床が反ってしまったり、そもそも剥離剤を使用しない方が良い床材があります。我々も現調時には必ず床材や床の状態を確認します。通常の洗浄より多く水を使うので、電源コードなどにも最大限配慮して作業を行う必要があります。

ホームセンターやスーパーなどの大型施設～小規模オフィスまで剥離清掃の実績があります。

基本的には剥離清掃を良い意味でしないように、通常の定期清掃からきっちり洗浄させて頂いております。多くは1年～3年に1回程度のスパンで剥離をするケースが多いです。

使用用途や歩行頻度などを鑑みながら、適切にご提案させて頂きます。

株式会社Pin.to.（ピント）は、名古屋市・豊田市を中心とした愛知県・岐阜県・三重県・静岡県で清掃事業をしております。

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